川上ダムは三重県伊賀市の淀川水系木津川において建設中のダムである。

不特定利水や洪水調整などの多目的ダムであり、2004年に完成予定だったが、地元との調整がうまくいっていないなどの問題を抱えており現在も本体着工には至っていない。

推進派
・一部地元住民、三重県、伊賀市、中井洽(民主党小選挙区代議士)、川崎二郎(自民党の比例復活代議士)
※議員の意見については中日新聞記事より

中止派
・一部地元住民、奈良県、民主党前原国交大臣
※奈良県撤退については、47NEWS記事より


このように地元住民の間はもちろんのこと、地方自治体をとってみても奈良県が撤退を表明したように、また民主党にとっても地元議員が賛成、政府が反対するなど賛成反対が対立している状態になっている。

結局のところ必要な点と不必要な点は両方ともに存在するわけである。

推進派は転ばぬ先の杖を用意するためというだろう。中止派はそれはムダが多すぎる過剰な備えだというのだろう。

推進派の優位な点は渇水や集中豪雨などの問題発生時の責任問題が起こりにくいことであり、逆に中止派は問題発生時の責任が極めてクローズアップされてしまうという欠点がある。
ただこの中止派の欠点は政府主導で行うことで責任の所在を明確にすることで一部回避しているとも言えるだろう。
そのための何らかの案を政府は出す必要性がある。推進派の地元に丸投げで中止だけ要請するのではあまりにも無責任と取られても仕方あるまい。

<関連リンク>
伊賀市(三重県)の基本情報:合併,駅,番地etc…川上ダム建設地は旧青山町領域となっている。